去年のクリスマスイブにこのベンチを置いた。
家にあったものをばらして、車に積んで、ネジを締めただけ。
いや、ネジを締めただけじゃないな……
アラちゃんが、「台風が来たらいっぺんに流されるら!」というから、
家にあったセメントの粉とバケツも持ってきて、
川の水を混ぜて、左の木に近い方の脚2つをしっかり固定した。
家にあった防腐剤の余りを塗った。
2年ぐらいしかもたないから、あんまり意味がないんだけど、
サラの状態よりはいい。
ひもで結んだのはアラちゃんだけど、
置き場所を決めて、穴を掘って、セメントをこねる際には
船の上に戻って、「ぼくは関係ないから」風を装う。
(いま、日本中、こんな人ばかりになったけどね)
これは仕方ないと言えば仕方ない。河原は国の所有地で勝手に物を置いてはいけないのと、やたらとすぐに渡し船を運営している市に電話をする人がいるらしい。そういう経験が少なからずあるから、「椅子があるといいねぇ」と言い出したアラちゃんに、即座に「うちがベンチがあるけど、そんなに座らないから、持ってこようか?」とぼくは反応した。で、すぐに持ってきた。
、「違法だからね! ナンちゃんが勝手にやったことにしてよ!」と念を押された。
彼の立場はよくわかる。豊橋市が運営する市営の渡し船。実際の運行はビルの掃除なんかを請け負う会社が請け負って、アラちゃんはそこに雇用されている1船頭さん。ベンチのあるところは(たぶん)国有地。というか、雨が数日降れば水没するところ。ベンチの手前にちょっとした段差というか盛土のようなものがあって、アラちゃん曰く「あの辺がたぶん昔の堤防があったところだから、ここは誰も所有してないんじゃない?」。
だからこの辺は一級河川を管理する国交省の管轄で、だから勝手に置くのはいけない、ということなんだけど、ここのベンチがあったほうがいいに決まっている。鐘を叩いて、向こう岸から船がくるまで5分ぐらい。あるいは、犬の散歩に来たついでにここに
、「違法だからね! ナンちゃんが勝手にやったことにしてよ!」と念を押された。
彼の立場はよくわかる。豊橋市が運営する市営の渡し船。実際の運行はビルの掃除なんかを請け負う会社が請け負って、アラちゃんはそこに雇用されている1船頭さん。ベンチのあるところは(たぶん)国有地。というか、雨が数日降れば水没するところ。ベンチの手前にちょっとした段差というか盛土のようなものがあって、アラちゃん曰く「あの辺がたぶん昔の堤防があったところだから、ここは誰も所有してないんじゃない?」。
だからこの辺は一級河川を管理する国交省の管轄で、だから勝手に置くのはいけない、ということなんだけど、ここのベンチがあったほうがいいに決まっている。鐘を叩いて、向こう岸から船がくるまで5分ぐらい。あるいは、犬の散歩に来たついでにここに
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