駆け落ちすればいいじゃん!
眞子さんと小室クン。こんな状況なら、駆け落ちすればいいじゃん!
ぼくが高3のとき、午後遅くから一人で映画を見て、家に戻ると、居間のコタツに知らない30過ぎの女の人が座っていて、テレビを見ていた。「お母さんの友達です」と言う。「お母さんは今お風呂です。ご飯食べますか?」と。鼻の大きな、でもきれいな人だった。
何を食べたかまでは覚えていないけど、温めなおしてくれて、味噌汁も母の作るそれより薄くて、美味しかった。
しばらくして母が風呂から上がってきて、「会社の友達」と。その女性が次にお風呂に入った。
母は彼女が岐阜から男と駆け落ちしてきた、言った。岐阜の市役所に勤めていて、職場の同僚と恋に落ちて、互いの家庭を捨てて逃げてきた、と。
母は当時パチンコ屋に勤めていて、ふたりは寮に入ったのだけど、住環境が良くなくて、「あなただけでも家に来なさい」となったらしい。
当時はもう兄は自死していたかな……確か、事後だったと思う。うちの母は元々親切だけど、兄の死後にさらに親切になった記憶がある。親切というか、おせっかい。相手の意向はあまり考えない人。
朝起きて、その人の作ってくれたご飯を食べ、晩ごはんも一緒に食べ、テレビを見て、雑談して、順番でお風呂に入って、その人が夜中にぼくの部屋に潜んでこないかと妄想したりした。
1ヶ月ぐらいすると、夕方母がひとりで帰ってきて、「騙された!」と怒っている。ふたりがまた駆け落ちしたらしい。でも、騙されたわけじゃないよね。ふたりになりたくて駆け落ちしたわけだから、彼女だけうちに来て、ぼくらと暮らして、意味ないじゃん。
それ以来、実際に駆け落ちした人には出会ってないけど、小室クンたちは駆け落ちすればいいと思う。眞子さんはともかく小室クンにはその気はないだろうけど。
ぼくが高3のとき、午後遅くから一人で映画を見て、家に戻ると、居間のコタツに知らない30過ぎの女の人が座っていて、テレビを見ていた。「お母さんの友達です」と言う。「お母さんは今お風呂です。ご飯食べますか?」と。鼻の大きな、でもきれいな人だった。
何を食べたかまでは覚えていないけど、温めなおしてくれて、味噌汁も母の作るそれより薄くて、美味しかった。
しばらくして母が風呂から上がってきて、「会社の友達」と。その女性が次にお風呂に入った。
母は彼女が岐阜から男と駆け落ちしてきた、言った。岐阜の市役所に勤めていて、職場の同僚と恋に落ちて、互いの家庭を捨てて逃げてきた、と。
母は当時パチンコ屋に勤めていて、ふたりは寮に入ったのだけど、住環境が良くなくて、「あなただけでも家に来なさい」となったらしい。
当時はもう兄は自死していたかな……確か、事後だったと思う。うちの母は元々親切だけど、兄の死後にさらに親切になった記憶がある。親切というか、おせっかい。相手の意向はあまり考えない人。
朝起きて、その人の作ってくれたご飯を食べ、晩ごはんも一緒に食べ、テレビを見て、雑談して、順番でお風呂に入って、その人が夜中にぼくの部屋に潜んでこないかと妄想したりした。
1ヶ月ぐらいすると、夕方母がひとりで帰ってきて、「騙された!」と怒っている。ふたりがまた駆け落ちしたらしい。でも、騙されたわけじゃないよね。ふたりになりたくて駆け落ちしたわけだから、彼女だけうちに来て、ぼくらと暮らして、意味ないじゃん。
それ以来、実際に駆け落ちした人には出会ってないけど、小室クンたちは駆け落ちすればいいと思う。眞子さんはともかく小室クンにはその気はないだろうけど。
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